エンタープライズビジネス事業本部
産業・流通事業部 1部
部長坂本 香紀

金融ソリューションの変革期は目前、事業成長の機会をつかみ取る

金融分野はまさにこれから大きく事業成長するタイミングです。デジタル通貨、キャッシュレスといった仕組みが当たり前の時代になりました。通貨は今、パラダイムシフトの時期を迎えていると言えるかもしれません。私たちはそうした次世代における金融インフラにチャレンジするための入り口にいます。

当部署でこれから必要だと考えているのは、金融ソリューション業務における一層のスキルアップと新しい技術に積極的に取り組むマインドです。たとえば従来であれば、銀行でお金が振り込めて、計算できて、期日までに払い込めるということが正確に行えていれば十分でした。ですがこれからは、Fintech（フィンテック）をはじめとするテクノロジーによるイノベーションの波を乗りこなす技術と発想が求められます。キャッシュレス化を例に挙げると、カードの読み取りやQRコードについての知見が必要になるでしょう。また、利便性が向上する反面、セキュリティ対策がより重要になることから不正アクセスについての知識も不可欠になります。さらに、キャッシュレス化が実現すれば、今では想像できないような新しいこともできるようになるかもしれません。そうした新しい価値を生み出す創造力を持つことで、過去の延長ではないレベルアップが可能になります。更なる活躍を目指すために、会社としても、本部としても、技術とマインドを併せ持った人財の育成に取り組みたいと考えています。

このように考えると、新時代の金融ソリューションを担っていくのは若い世代の人たちとも言えます。金融システム領域が拡大するなかで会社や事業が成長し、何より事業に携わる社員が大きく成長を実感できるような環境をさらに充実させていきたいと考えています。