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PEOPLE「正解」のないプロジェクトがエンジニアの創造性を刺激する

デジタルイノベーション事業本部
プラットフォーム事業部 2部 2課
係長
石橋 秀紀

略歴
前職にて携帯電話の開発に携わる。
2013年PCIソリューションズ株式会社入社。研究開発部門に所属し車載用通信機器の開発に携わる。2019年にプラットフォーム事業部に配属され、AIカメラの開発プロジェクトを先導する。

防犯カメラとAI技術を融合させて、新たな価値を

私は現在、カメラとAIを組み合わせた製品の開発プロジェクトに携わっています。ある自治体が抱えている課題を解決するためのプロジェクトで、街中に設置されている防犯カメラに新たな価値を与えることを目的としています。防犯カメラは犯罪抑止や地域の治安維持に繋がるものの、実際にトラブルが起こっても見守るだけで終わってしまいます。自治体としてはそれがどうにも歯がゆかったようで、「防犯カメラをもっと活用できないものか…」と自治体から声が上がり、プロジェクトの一員として我々が加わりました。今回開発したAIカメラは、周囲の音声や映像の分析が可能です。これによりカメラが叫び声を感知したら警告音を鳴らしたり、歩行者に事故防止のための注意喚起をしたりすることができます。すでに稼働しているので、今は保守・運用のフェーズ。問題なく機能しているのか、実際にどれだけの効果を上げているのかなどを検証して、さらなるアップデートを図る予定です。今回のプロジェクトは再現性が高いのでほかの自治体にもアピールしていければ、放置自転車や自転車逆走の抑止、交通安全の呼びかけなどアイデアは盛りだくさん。防犯カメラの可能性はまだまだ広がっていきますね。

最新技術と向き合える、エンジニア冥利に尽きる環境

プラットフォーム事業部は、開発プロジェクトのプロセスがほかの部署と少し異なります。クライアントから具体的に必要とするシステムの開発を依頼されるケースもあれば、クライアントが抱える課題に対して当社が持つ技術と最先端の技術を組み合わせ提案し開発することも少なくありません。「正解」が確立していない最新技術を取り扱うことが多く、私も毎回ヒアリングの場に立ち会い意見を交わしながら、納得のいく着地点を探っていきます。意見は千差万別で、ヒアリングを重ねていくと少しずつ相手の人となりも見えてくる。次第に「この人のためになんとかしてあげたい」という思いに駆られ、作業にも熱が入ります。

AI技術に本格的に触れたのは、今回のプロジェクトがはじめて。きっとエンジニアの性なのでしょう。話を持ちかけられたときに胸が高鳴ったのを覚えています。もちろん不安もありましたが、好奇心の方が勝っていました。あるときは技術書を読み漁り、あるときは技術セミナーに参加する。試行錯誤の連続ではありますが、どれだけキャリアを重ねても、新しい挑戦にはワクワクします。

周囲に支えられながら、“エンジニア道”をひた走る

前職での経験を含めると、エンジニア歴は15年以上になります。キャリア的にはマネージャーのポジションを狙ってもおかしくないのですが、やはり自分は生粋のエンジニア。いまのような働き方ができるのは、まわりに支えてくれる人たちがいるからです。とくにプロジェクトをマネジメントしてくれる、プロジェクトマネージャーには頭が下がる思いです。プロジェクトマネージャーが現場を調整してくれるおかげで、我々エンジニアが開発に集中できるのですから。後輩のプロジェクトマネージャーたちも優秀。若い=未熟というわけではありません。エンジニアもマネージャーも適材適所なのだと思います。

だから若手のエンジニアにもチャンスをつかむ機会が訪れる。PCIソリューションズは、好奇心旺盛でチャレンジングな人が輝ける環境だと思います。私のチャレンジは、AI関連の自社ソリューションを増やすこと。社内ニーズとスキルが蓄積されているので、それらを融合させれば、唯一無二の製品が生み出せるでしょう。

PEOPLE

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PCIソリューションズは、JIS Q 15001に基づき個人情報の適切な保護のための体制を整備しています。

ISO9001

【登録事業者】
PCIソリューションズ株式会社
【登録活動範囲】
1.顧客要求仕様に基づく受託ソフトウェアの設計・開発および保守
2.顧客要求仕様に基づくエンジニアと技術チームの提供

くるみん認定

PCIソリューションズは子育て支援に取り組んでいます。