インダストリアルビジネス事業本部
モビリティ事業部 2部 2課
係長加藤 裕樹

お客様からの感謝の言葉がやりがい

エンジニアとしてやりがいを感じる瞬間は、無事プロジェクトを終え、お客様から感謝の言葉をいただけたときです。具体的な話をすると、つい最近まで自動車の機能安全に関わる案件を担当していました。仕事内容としては、ソフトウェアをISO（ソフトウェアの品質評価に関する国際規格）に適合させるための支援でした。自身のミッションとしてシステム開発を行うと思っていたので、最初は戸惑いました。しかし以前、同じ企業の別部門のプロジェクトを担当していたことがあり、使用しているOSや機能安全の知識をいかすことができ、結果、スムーズに調査や資料づくりを行うことができました。プロジェクトから離れるときにお客様から「加藤さんがいたおかげでチームが和やかな雰囲気になりました」と挨拶のときに言っていただけたのは、とてもうれしかったです。エンジニアとして役に立てたこともそうですが、チームワークを良くすることに貢献できて、心から良かったと思いました。

私は入社してからずっと組込み系の開発を主に行う部署に所属していますが、この仕事の魅力の一つは、世の中のものがどう動いているのかわかることです。組込みソフトウェアの開発は目にみえるものよりも、みえない部分の方が多いです。私が所属する部署でも目にみえないOSやプラットフォームに関連する案件が多数を占めています。世の中にある組込み製品がどうやって動いているのか。業務に関わりながら理解を深めることで、子供の頃にふと疑問に思っていたようなことが解決することもあります。発見や驚きが多い仕事なので、知的好奇心がくすぐられます。問題解決が好きな人や探究心が強い人だとより楽しむことができるはずです。